うつ病の種類に注目|正しい治療を受けるのが得策

がんや難病とうつ病

男性

一人で悩まないことが重要

癌は種類によってはほぼ100%治るものもあります。しかし、医師から「がんです」と告げられて平気な人はいないでしょう。がんを告知されて不安を感じたり落ち込んだりするのは当然のことで、この段階を衝撃の段階と専門家は呼んでします。患者さんはがんを受け入れようと努力しますが、その反面否定したいという気持ちも強いです。がんに対して受容と否認を繰り返し、心が大きく揺れ動く時期を2週間くらい経て、やがて徐々に適応していくと言われています。しかし中には、適応の段階にたどり着くことが難しく、落ち込みが激しかったり泣いてばかりという状態になってしまう人もいます。一日中泣いていたり、食欲がなくて食事がとれなかったり、夜中も眠れずに起きている、何もやる気がおきないといった状態が2週間以上続く場合は、うつ病の可能性を考えて心療内科や精神科の専門医を受診することをお勧めします。また、がんだけではなく難病と言われる種類の病気を告知されたり、治りにくい種類の病気の場合も、同様です。うつ病になると、がんや難病の経過にも良くない影響を与えることが判っています。悲観して絶望的になっている人と前向きな人を比べると、悲観している人の方が生存率が低かったというデータもあります。「病は気から」と言うように、うつ病になると免疫力が低下します。これががんの経過や難病と呼ばれる種類の病気の経過に影響すると考えられています。また、病気の症状そのものがつらいだけではなく、仕事は続けられるのかと言った心配や家族のことや経済的なことが心配で悲観的となって、うつ病に至るということもあります。がんになると、様々なことが心配になって来るでしょう。そのような時の相談先に、がん診療連携拠点病院があります。お近くのうつ病に詳しい精神科や心療内科が判らない時も、がん診療連携拠点病院の相談室で尋ねると良いでしょう。がん診療連携拠点病院には、専用の相談室が設けられています。各自治体ごとにあるし、通院中の患者さん以外でもその自治体に在住している人であれば利用できます。患者さん本人でなく、家族の相談にも応じています。難病患者さんも、患者会や難病相談センターなどがあります。どこにあるのかわからない場合は、保健所や健康増進課などに問い合わせると良いでしょう。一人で悩まないことが大切です。

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